機械が組み上がった後に、その機械を動かすために電気を通すことが主な仕事です。ただ単に電線を繋げていく訳ではなく、機械一つ一つに適した配線をしていく必要があります。電線の種類や配線間違いがあると、機械が壊れてしまう恐れもあるので丁寧に作業し、確認を怠らないようにしています。
そして最後に電気を入れて正常に作動しているかの検査を行い、次の作業チームへと繋げるまでが担当業務です。

配線作業の多くはお客様の目に触れることが滅多にない機械内部で行います。限られたスペースで悪戦苦闘しながら整線し、結果的に綺麗に並んだ完成形を見ると、作業者にしか得られない喜びがあります。
ナベルの機械は部品と部品の組み合わせからスタートし、形となったら電線を設置します。そして最後に電気を流して動作確認です。ここまで多くの人が携わります。
最終的にミスなく正常に機械が動いた際には大きな達成感があります。

高校二年生の時にナベルで仕事体験をしました。この体験を通して身近な卵の安心・安全を守る機械の製造現場を深く知り、興味を持ったのが一つの理由です。そして大きな決め手となったのが、社員の方々の温かさです。働くうえで何も分からない私に時間を使い、一から丁寧に教えていただきました。
さらに業務時間外でも様々な方から声を掛けていただきました。三日間という短い期間でしたが、働きやすさや居心地の良さが印象に残りナベルを選びました。